子供時代の虐待から回復

 - 回復者の証し

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子供時代の虐待から回復‐私の人生の証し
子供時代、私は兄に叩かれるためのボクシングバックのようなものでした。兄は両親がいない欲求不満が積み重なり、それを私にぶつけたのです。私たちの成長期は怒りと暴力に満ち、私が弟で小さかった為攻撃を受けるのは何時も私でした。ある日、兄に殴られた私はスクールバスに乗り遅れ、近所の女性に学校まで送ってくれるように頼んだのです。学校に着くと、腫れて膨れ上がった目と大きなアザを残した腕で校長室まで行きました。何が起こったかを校長に説明すると、直ぐに母親に連絡されました。“家族問題だからあなたが対処してください。”母は二度とこのようなことはさせないからと私に約束しましたが、勿論同じ事は再び起こりました。その結果、私は自分の物を2つの小さなバックに積み込み自転車に載せるとそのまま家をとび出したのです。

一番近くの町までは28マイルある砂利道は自転車では大分長距離に感じました。私は、自転車を捨ててヒッチハイクを試みたのです。あるカップルに乗せられた私はこの時生まれて初めて麻薬を試す体験をしたのです。

警察官に補導された時には、既に家から60マイル離れた場所にいました。頭をぶつけたので、どうしてこんな場所にいるか覚えていないという私の作り話には耳を貸さず、警察官は父の待つステーションに私を同行しました。家族間での暴力沙汰と、その理由で家には帰りたく無いことを警察官に伝えても、結局家に帰されることになったのです。家に帰ると父は、階段の上でわたしの襟首をつかむと“こんなことは二度とするな!”と怒鳴りました。母は再び、もう二度と誰もあなたを傷つけたり殴ったりはさせないから、と約束しました。この約束は又も破られることになったのです。

ある夜、私と口論になった母は私の顔を殴りました。この時、私は神に叫んで、“神なんかいらない。これからは自分のしたいことをするんだ。”両親と社会から突き放されたように感じ、内向的に自滅の道に落ちて行ったのです。

年がたつにつれ私の人生は薬物とアルコールと男に虐待されるようになり、他の人から虐待されるだけでなく自分自身を虐待するようになっていました。大学に入った頃には深い谷底に落ち込み人生は絶望があるだけでした。全てを失い、虐待の被害者となり、敗北感にさいなまれていた私は、その時神に泣き叫んだのです。実に神は今まで見失っていた何かを私に分け与えてくれました!イエス・キリストの名は聞いていました、しかし個人的に彼を知ることは無かったのです。罪が神と私を引き離してし、イエス･キリストが私のジレンマの答えであることを理解しました。その日から彼は私の救い主であり主であると共に安全と守りともなったのです!

あなたは子供時代の虐待からくる後悔と痛みに対面していますか?あなたの人生は、過去と現在とそして未来の状況から敗北者となるように運命づけられているのではありません。神の恵みと、あわれみと、許しと愛の素晴らしい目的があなたの人生に計画されているのです。神はあなたを心配し背負いきれない重荷も傷みも心にかけて下さいます。精神的闘いに対面している時もあなたと共にいてくださり、神が誰であるか、どのようにあなたを救って下さるか明確に理解するように導いてくださるでしょう。今あなたが直面している状況下で、神は道であり、真理であり、命となって下さいます。

神はあなたを心に掛けてくださり、またあなたの通されている試練を細部にわたり知っています。そればかりではなく、あなたを虐待した人々を許し助けることも願っています。私の決断で最も困難だったことは、肉体的、精神的、感情的に傷みを加えた人々を許すときでした。赦しは私の許しのプロセスで極めて重要な役割を果たしたのです。私は自分自身を赦すこともしなければなりませんでした、なぜなら虐待されたことは私が原因ではありません。他の人々を赦した時、最大の癒しが訪れたのです。

“私”中心の人生を取り除き神を中心にした人生を目的としましょう!その時どんな変化が起こるか見てください!